「子どもはあそぶ」付録

 

      <3才~56才の子どもの事例から>

   「子どもはあそぶ」0才から3,4才の子どもの事例  の続編です。

 

 認められ、思いが受け入れられてたっぷりあそび、楽しく充たされた乳幼児期を過ごした子

 どもたち、その子どもたちが年令を重ね仲間が増えると、あそびはさらに活発に展開されて

いきます。子ども同士のかかわりの中で何を経験し、どのように育って行くのか・・・。

 ここでは、幼稚園でのあそびや、異年齢のかかわりを5つのエピソードよりご紹介します。

 

<エピソード>

1.砂場でのこと  

年中児が年少児を誘いダイナミックなお山つくり。

2.ピクニックごっこ・ともきくんの気持ちは  

友だちの気持ちを思い、一生懸命考えた言葉は・・・

3.おもしろそう やってみよう 

年中児が作った楽しそうなピタゴラスイッチ、年少児がこわしてしまった!

4.ごめんね ありがとうの気持ち  

乱暴に積み木を崩した年少児に、やめて!と意地悪。でもやっぱり悪かったかな・・・。

5.ジュース作りからお店屋さんごっこへ 

年長児が中心になり、子ども主体でどんどん進められていくお店屋さんごっこ。

                                 

 

あそびは 子どもの 内からの

強い 欲求

夢中になって 楽しんでいるうちに

自分

友だち

周囲

身近な社会

との 豊かな対応を体験する

生きる力 自分を生かす力 が

 成長に 強く つながる

おとな は 子どもの いま を

受けとめ 共に 楽しみたい

 

 

 

「子どもはあそぶ」

 

 ~ 子どもの気持ちがみえる、あそびがふくらむ小冊子 ~

 

 

笑っている顔 真剣な顔

 

名前のついているあそびじゃない“あそび”

 

あそびがドンドン広がる

 

走っているときも 作っているときも 思いがけない発見がある 

 

物の見方が変わってしまう

 

子どもって面白い!

 

子どもの世界を そっと見守り

 

温かいまなざしをむけ かかわっていきたい

 

 

 

 「母と子の生活研究所」を開設して20年余りになります。子どもの経験を大切に考える仲間が、音楽、文化、子育て支援の活動を地域に広く行ってきました。

 

 そこで出会った実際の姿から子どもの気持ちはどうだったのか、また、周りの大人のかかわりについても、考え深め合うことができたことは、私たちの大きな学びとなりました。子どもの内にある伸びよう生きよう、とする力を改めて実感。子どもの気持ちに寄り添い共感できる大人でありたいと思います。写真やイラストを加えた事例に、子どもたちの驚きや喜び、お母さんたちの笑顔や安心感、それぞれの成長が伝わってくる事例がいっぱいです。季節の行事や絵本の大切さ、母親の悩みなども載せています。

 

 子育て中の方、乳幼児の保育に携わっている方、子育て支援にかかわる方々にも手にとっていただき、何かしら心に留めていただければ嬉しく思います。

 

                                                  

<読者の声>

  • 「あそび」の中から、子どもの心と身体は育つんだということが、とても分かりやすく書かれている。
  • 最近のコロナ自粛の中子どもとの向き合い方で、あそばせ方に困っている方に早速送りたい。
  • 不安いっぱいの新米ママにとっては強力な味方になる育児のバイブルの様な本。
  • ステキなかわいらしい本を側に置いて、時々手にとって生きる力を感じとっていきたい。
  • 気持ちがほっとしたり、“はっ”として自分を振り返ったり、勇気や“また頑張ろう”と思えたりできる本。

  

 

 

☆★☆★ 母と子の生活研究所がめざす ☆★☆★

  

母と子のせかい

 

こころが豊かにかよいあい

子どもは生きる拠りどころを得

母自身が輝く

素朴な人間まるごとの触れあいから

 

子ども

  • たっぷりと満足するまであそぶ。
  • 自分で感じとり、考え、自ら行動する。
  • 豊かな体験を通して、しなやかな心と身体、気力と知恵が育つ。
  • 仲間と共にするあそびや生活をとおし、自信、憧れ、人への信頼感をもつ。

 

  • 子どものありのままの世界を捉え、理解し、子育ての方向をつかむ。
  • ことばにたよらず、見つめあいふれあうことを豊かに、自信をもって楽しく子育てをする。
  • 仲間や子どもとのかかわりの中から、新しい自分を発見し、自らの生き方を築いていく。